歯の「治療」から「予防」へ

診療案内

予防

歯科医院は、治療中心から予防主体へ

昔に比べると子どものむし歯の数は減少しています。12歳児の永久歯のむし歯数を調べてみると、1975年をピークにだんだん減少しています。これは「個人個人が、歯の健康やむし歯予防に関心をもってきたこと」に加えて、「治療中心だった歯科医療が、予防主体の医療に変わってきたこと」も大きく影響しています。

むし歯予防は、家庭と歯科医院の連携で

歯は年齢とともに硬くなり、外部からの影響に対する抵抗力も、だんだん強くなってきます。しかし、歯が生え始めてから2〜3年は、歯が軟らかいので、むし歯になりやすく、注意が必要であると同時に、予防の効果が上がる時期です。この時期には、特にていねいにブラッシングをしたり、歯科で予防的な治療を行う必要があります。

家庭でできるむし歯予防は、生活習慣の改善(間食指導など)、食後のブラッシングを徹底させたりすることです。一方、当院では歯科衛生士の協力のもとで、ブラッシング指導をしたり、定期検診などを行います。前もってフッ素や「シーラント」などによるむし歯予防をしておけば、もし、むし歯になっても簡単な治療ですみます。家庭と歯科医師が上手に連携して、子どもの歯の健康を守りましょう。

予防的治療の内容

1.現在の歯と歯肉の状態のチェック

2.歯石除去

3.クリーニング(PMTC)…歯と歯ぐきの間・奥歯の溝など、通常のブラッシングでは落とせないところの汚れも、専門の衛生士がきれいに除去します。

4.フッ素塗布…歯を抗菌し、歯質を強くします

PMTCとは…Professional(専門家による) Mechanical(器機を使った) Tooth(歯の) Cleaning(清掃)

▲予防治療は歯科衛生士が行います。

▲PMTC後はお口の中を確認して
いただきます。

PMTCとは「専門家による、器機を使った歯の清掃」を指します。
歯科医師、歯科衛生士により、セルフケアでは落とせない歯面、歯肉の汚れや細菌を徹底的に除去します。

予防歯科に力を入れている北欧では、毎日のブラッシングに加え、定期的にPMTCを受診しています。
これにより、むし歯発生率は1/70まで減少し、予防に絶大な効果があると報告されています。

また、歯肉の引締め効果もあり、歯周病の進行抑制や予防にも効果があります。 さらに歯の表面の汚れを除去しますので、本来のご自身の歯の色に戻しきれいにします。

もちろん、天野歯科医院は全員国家資格を持った歯科衛生士によるPMTCを行っています。

フッ素とは…歯の質を強化して酸に対する抵抗力をつけます。

フッ素の役割

当院では、主に塗布という方法でフッ素を用います。家庭では、歯科医師の処方による洗口剤を使って、うがいをする方法もあります。

また、市販のフッ素入りの歯磨き剤を使う方法もあります。 フッ素を使うタイミングは、歯が生え始めたときです。1歳くらいから歯が生えるたびに次々に行います。最初は1年に3回くらい塗るのが効果的です。フッ素塗布は、繰り返し行うことで、歯がより強化され、効果が発揮されます。北欧での研究では、永久歯が生えそろうまでの期間に14〜15回のフッ素塗布がむし歯発生率を1/10以下に抑えるという結果が出ています。うがいのほうが効果は高いのですが、うがいが上手にできない小さい子どもは塗布のほうがよいでしょう。

なお、フッ素は大人にも有効です。最近では歯肉が減って、歯と歯ぐきの境が露出しやすい高齢者に、フッ素が使われています。

その他の予防治療
むし歯予防(子どものむし歯予防)

子どもの時からのむし歯予防管理(記録)をとらせていただきます。
長期にわたりお付き合いしていくため、出来るだけ削らないで済むように年齢による指導をさせていただきます。指導の主な事は、乳歯の時代のおやつ指導、毛先磨き等、親子で行う生活指導から、永久歯になって自立出来るように年齢に応じた予防プログラムを作らせていただきます。

シーラント(子どものむし歯予防)

シーラント前

むし歯が発生しそうな奥歯の予防に最適

<むし歯になりそうな奥歯の溝を埋めておく>

奥歯の溝を埋める「シーラント」も、子どものむし歯予防に効果的です。シーラントとは、むし歯が発生しそうな奥歯の溝に、あらかじめコーティングをするもので、フッ素が配合されています。むし歯のないところに行う簡単な治療なので、痛みもまったくありません。奥歯の細かい溝の部分は磨きにくく、むし歯になりやすいのですが、前もってシーラントをしておけば安心です。


シーラント後

<定期的に検査をしてシーラントを追加>

シーラントは、乳歯・永久歯ともに、生え始めから数年間の歯が軟らかい時期に行います。大人になって歯が強くなれば必要はなくなります。
シーラントは、薄いコーティングなので、歯を使っているうちにすり減ってきます。定期的に検査をして、薄くなったら追加していきます。

シーラントはフッ素を徐放するため、むし歯の予防に効果的です。
定期的にフッ素塗布すると再びフッ素を取り込みます。

むし歯検査

当院では探針による検査は行っていません。

理由は、あまり進行していないむし歯に対して探針の検査を行うことで、逆にむし歯を大きくしてしまう可能性があるためです。
最新式のレーザーによる検査を行っています。

▲このようにレーザーによってむし歯の深さが 非接触で確認できます。 これによって歯を削る必要があるかないかが 判別可能です。

マイクロスコープ(顕微鏡)

マイクロスコープ

顕微鏡を使用することにより、治療する部位が大きく見え、より丁寧で確実な診療ができるようになります。

<主に使用する内容>
・治療する部位の検査や治療
・エンド(歯の根)の治療
・歯周病(歯槽膿漏)の治療
・インプラントなどの手術
※上記以外でも様々な治療に使用します。

マイクロスコープ(顕微鏡)

▲マイクロスコープを使用した診療イメージ

レーザー治療とは

レーザーを照射することによりむし歯の進行を止めることが出来ます。 薬と違い歯が黒くなると言う副作用もありません。痛みを感じることもありません。
また、むし歯ではないのに冷たい空気や水がしみるという症状がある、知覚過敏の方にもおすすめします。

その他、口内炎、歯肉に沈着したメラニン色素の除去、歯周病にも対応しております。












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